人が集まる所と蚊の繁殖地が近い場合は感染症拡散拠点に成り易い ![]() 東京都の福祉保健局環境保健衛生課が公表している蚊サーベイランスを15年の時系列で分析したところ、蚊の成虫の数は多摩区の約2.7倍区部で確認されました。 しかも媒介ウイルス種の多いヒトスジシマカの割合が70%を超えているデータが蓄積されていました。 特にヒトスジシマカは右肩上がりで増殖し続けています その理由としては、23区内の人口(948万人/1,374万人)が住んでおり産卵に必要な血液が得られ易い地域で、地面の雨水を素早く流す必要があり、雨水桝の数が多いことから血液を得た後すぐに安全な産卵場所が容易く見つかる環境が整っているからです。又霊園お寺については場所柄もあり、蚊であっても殺生を避ける、管理上の対応が難い等で粗未対策で有ったと言えます。 もう一つの理由は予算が無いと薬剤投入間隔を用法通り行っていない事と、薬害不安から使用量を減らしていた、又雨水の利用の為に設置された地下貯水槽へ薬剤が流入し、長年には薬剤濃度が上がる等の懸念から利用を控えた、自然環境が相手な為降雨ごとに投入する管理体制が、人員確保及び予算等から難しい等の理由から、薬剤の使用量が用法量に著しく足りないことから効果が出ず、蚊の繁殖をコントロールすることが不可能であったと考えられます。 よって効果の期待できる対策は野生の蚊が人工的な水場に産卵できない様に物理的に遮断する極細分別集水化で、繁殖出来ない様に物理的に改善する対策が求められる。尚、お墓には花立や水鉢等対策の難しかった所もあるが同等の考えで対策が可能だ。
東京都蚊サーベイランス15年データ 表をクリックで拡大
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